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ちょっと遅めの新春文楽 [文楽]

朝から雨模様だった日曜日。今日は、いつもの文楽鑑賞仲間
の方々と国立文楽劇場に「平成三十一年 初春文楽公演(第二
部)」を観に行ってきました。
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今回の演目。先ずは、近松門左衛門作の「冥途の飛脚」。
希太夫さんと團吾さんに文字久太夫さんと藤蔵さんの“淡路
町の段”。呂太夫さんと宗助さんの“封印切の段”。そして、
“道行相合かご”は、梅川を三輪太夫さん、忠兵衛を芳穂太夫
さんで9人の掛け合いでした。
先月、南座の顔見世興行で拝見した“新口村(扇雀さんの梅
川と藤十郎さんの忠兵衛)”の前段の部分なんですが、冥途
の飛脚=新口村の段って感じがするぐらいそこしかやらない
イメージで、封印切は、4年前の同じく初春文楽公演で見て
以来でした。
ざっくりしたストーリーは、飛脚屋亀屋の養子忠兵衛(玉男
さん)が、遊女梅川(清十郎さん)に入れあげ、知人丹波屋
八右衛門(玉輝さん)の金に手をつけてしまう。八右衛門は
梅川に忠兵衛をあきらめさせようと一部始終を説明するが、
それを盗み聞いていた忠兵衛がキレて、武家屋敷に届けなけ
ればいけない金300両に手をつけ、梅川と故郷の新口村に逃
げると言う話。
文楽を見ていると忠兵衛はただただバカな男にしか見えませ
んが、今でも似たような事件をニュースで目にすることがあ
るので、時代背景は違いますが、近松の話は人間の本質みた
いなところを押さえているので、とんでもなくバカな男の話
でも、長く愛されているんだろうなって気がします。

次は、壇浦兜軍記から「阿古屋琴責の段」。
阿古屋は、浄瑠璃が津駒太夫さんで人形が勘十郎さん、秩父
庄司重忠は織太夫さんと玉助さん、岩永左衛門は津國太夫さ
んと文司さん、榛沢六郎は小住太夫さんと玉佳さん、三味線
の方は、清介さんと清志郎さん、そして、琴と三味線と胡弓
は寛太郎さんの演奏でした。
阿古屋に関しては、昨年、NHKのEテレでやっていた玉三郎
さんの歌舞伎の解説番組で見どころを拝見させてもらったこ
とと、3月に南座で玉三郎さんが阿古屋を上演されるってこ
とで、復習と予習も兼ねて楽しみにしていた演目でした。
内容は、源頼朝に敵対する悪七兵衛景清の行方を探るため、
景清と馴染みの傾城阿古屋が代官の重忠のところに呼び出さ
れ尋問を受ける。知らないと言う阿古屋が嘘を言ってないか
を、琴、三味線、胡弓の演奏をさせて、その演奏の乱れから
探ると言う話なんですが、ストーリーよりも華やかな形式美
と琴、三味線、胡弓の演奏を見事に演じる舞台そのものが素
敵な演目でした。
特に琴、三味線、胡弓の演奏をしているシーンは、会場中に
緊張感が漂っていて独特の雰囲気でした。阿古屋の奏でる胡
弓とそれを岩永が火箸で真似ている場面の緊張と緩和が織り
成す世界は秀逸です。
いゃ~!面白かったです。3月の玉三郎さんも楽しみです。

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黄色いあひると油地獄 [文楽]

今日も爽やかに晴れて行楽日和って感じだったので、今年も
F.ホフマン氏のラバー・ダックを見に「すみのえアート・
ビート2018」に行ってきました。
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会場のクリエイティブセンター大阪(名村造船所工場跡地)
では、恒例の巨大な黄色いあひるが浮かび、学生さん(大
阪府立港南造形高校)のアート作品が展示してあったり、
北加賀屋みんなのうえん祭ではハンドメイド系のお店など
が並んでいて賑わってました。
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(焼き芋、美味しい!)
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(アートは、プラスチックの海洋汚染がテーマ)
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(大道芸なども行なわれていました)
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(このあたりも秋の台風で扉の上の方(1.5m以上)まで冠水
したみたいです!)
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それと、11/3にオープンした森村泰昌さんの美術館M@M
(モリムラ@ミュージアム)も覗いてみました。って言うかこ
っちの方が気になっていてんですが。
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開館記念展として「君は『菫色のモナムール、其の他』を見
たか? 森村泰昌 もうひとつの1980年代」と言うタイトルの
展覧会が開催されていました。
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森村さん=セルフポートレートってイメージですが、初期の
写真や版画、出世作とも言えるセルフポートレートのゴッホ
の肖像など、森村さんの作風が確立していく80年代の作品が
展示してあり、非常に興味深い展覧会でした。
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北加賀屋にある蕎麦屋「手打ち蕎麦と一品料理 わか草」さん
の鉄火丼とざるそばで昼ごはん。
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石臼で挽いたという北海道産のそばを使った香りとのど越し
の良い二八そば、めちゃ美味しかったです。

夜は、いつもの弁樂鑑賞仲間の方々と国立文楽劇場で「11月
文楽公演(第2部)」を観劇。
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演目は、鶊山姫捨松から中将姫雪責の段。そして、近松門左
衛門作の女殺油地獄から徳庵堤の段、河内屋内の段、豊島屋
油店の段でした。
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鶊山姫捨松は、ただただ中将姫が継母にいじめられるって話
で、なんとも嫌な感じです。最後は中将姫を助けて鶊山に逃
げるって事になるんですが、裏にいたのならおやじもっと早
く出て来い!と突っ込みを入れたくなります。

そして、女殺油地獄は何回か見てるんですが、こちらも見終
わった後に、嫌ぁ~な心持になる作品で、やっぱり今回もど
んよりとした気分になっちゃいました。子供を残して、近所
に住んでるアンポンタンに殺されるお吉さんの無念を思うと
切なくなります。
でも、一緒に見た方と話をする中で、時代物で忠義のために
死んだり殺したりや心中モノは、今だとピンとこないけど油
地獄の与兵衛は今でも居るよね。こんな話、始終ニュースで
やってるし!って感じで、古典ですが、ある意味現代の話の
様な感じです。嫌な話であることに違いは無いですが。。。
話の内容は兎も角、勘十郎さんが操る与兵衛が油で滑るとこ
ろは見ごたえがあります。よく3人であれができるものだな
と、ただただ感心するばかりです。

ロビーに9月5日に89歳で亡くなった鶴澤寛治さんの訃報の
お知らせがしてありました。
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ご冥福をお祈り申し上げます。

文楽観劇後の食事会は、干し豆腐の美味しい「福華酒家」さ
ん。
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お目当の干し豆腐、水蓮、黄ニラ、餃子、肉団子の甘酢、か
ら揚げ、豚天、やきそば、炒飯、ラーメン、ごま団子などな
ど、どの料理もめちゃ美味しかったです。
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今回もチケットや食事会のご手配で諸々お世話になりました。
ありがとうございました。

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暑い夏、文楽のサマーレイトショーで避暑気分 [文楽]

暑い夜は、国立文楽劇場で涼もうかと「平成三十年 夏休み
文楽特別公演」の第3部サマーレイトショーを観に行って
きました。
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先ずは、"新版歌祭文”から野崎村の段。新版歌祭文全体と
しては、お染久松の心中の話なんですが、この野崎村の段
に関して言えば、主役は野崎村のおみつって感じです。
とは言え、文楽も歌舞伎も新版歌祭文は、ほとんどこの野
崎村の段しか上演しないので、ある意味、新版歌祭文は、
お染久松の話ではなく、おみつのけな気な悲恋の話のよう
な気さえします(野崎村の段にちなんで野崎観音慈眼寺に
は、お染久松の石碑がありますが・・)。あくまで、私見
ですが。
そんなおみつ(清十郎さん)の心の変化が見せ場で、久松
(文昇さん)と夫婦になれると無邪気に喜んでいるところ
に、お染(一輔さん)が訪ねて来て、嫉妬心からちょっと
意地悪をするところもカワイイ。最後にお染久松の命がけ
の思いを知り、尼になって二人を諭す。切ない話です。
浄瑠璃は、文字久太夫さんと清志郎さん、津駒太夫さんと
寛治さん、三輪太夫さんと團七さんと清公。人形では油屋
の女将お勝を簑助さんが務めてらっしゃいました。
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そして次は、近松門左衛門原作で鶴澤清治さんが補綴・補
曲をした"日本振袖始”で大蛇退治の段。
古事記などでも有名な、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の
八岐大蛇(やまたのおろち)退治の大スペクタクル物語。
出雲国簸の川(ひのかわ)の川上、素戔嗚尊の妻である稲
田姫が八岐大蛇の生贄として差し出され、八岐大蛇が化け
た岩長姫が現れる。岩長姫が稲田姫に襲い掛かろうとする
が、八つの大甕に仕込まれた酒(実は毒酒)の香りにつら
れて、思わずその酒を飲み干し、酔ったところを稲田姫が
隠し持った剣で挑もうとするが、あえなく呑み込まれてし
まう!そこに、思わず「遅いんじゃ!」と突っ込みを入れ
たくなるタイミングで登場する素戔嗚尊。岩長姫は本性の
八岐大蛇に戻り、素戔嗚尊との壮絶な戦いの末敗れ、稲田
姫が八岐大蛇の腹の中から宝剣(天叢雲剣)を持って現れ
大団円!
物語というより、舞踊の要素が強い内容で、特に甕の酒を
飲み干しながら舞う勘十郎さんの岩長姫の妖艶(たまに美
しい顔の口が裂けて本性が垣間見える)な姿が最高でした。
(狐の時もですが、外連物をやっている勘十郎さんがいつ
も以上に活き活きしているように見えるのは、私だけだろ
うか?笑)。

夏休み公演は3部構成で、サマーレイトショーの他、第1
部は、親子劇場ってことで、お子さんや文楽をはじめて見
る方も見やすい"瓜子姫とあまんじゃく”に"文楽ってなあ
に?”と言う解説。そして、"増補大江山(戻り橋の段)”。
第2部は、名作劇場で"卅三間堂棟由来(平太郎住家より
木遣り音頭の段)”と"大塔宮曦鎧(六波羅館の段/身替り
音頭の段)”となっていました。 

また、ロビーでは、出演者の方々が並んで西日本豪雨災害
の義援金募金の呼びかけも行われてました。
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少しですが募金をさせていただきました。

そして、観劇後の食事会は、いつもと違った方がお店選び
をしてくれたお陰で、いつもは行かないような裏なんばの
居酒屋「魚屋 ひでぞう」さんで、美味しいお魚をいただき
ました。
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鹿野ベーコンのポテサラ 温玉のせ、大羽いわし山椒煮、宇
部かまぼこの板ワサ、スルメの天ぷら、若鮎の天ぷら、豚
タンのみそ焼き、サメなんこつ梅肉和え、甘エビから揚げ、
水ナスの漬物などなど。下戸な私は〆の稲庭うどん。
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どの料理も美味しかったです。ありがとうございました。

<追記/9月5日>
9月5日に鶴澤寛治さん(89歳)がお亡くなりました。
上記、野崎村の段を千秋楽までつとめた後、体調を崩して
入院されていたそうです。
観劇後の食事会の時に、今回、寛治さんが元気がなさそう
に見えたので心配だと、みんなで話をしていたんですが、
まさかそんなにお悪いとは思っていませんでした。残念で
す。ご冥福をお祈り申し上げます。

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今年も若手の文楽 [文楽]

曇天模様で時折雨がぱらついた今日は、国立文楽劇場に「国立
文楽劇場文楽既成者研修発表会 第18回 文楽若手会」を観に行
ってきました。いつも一緒の文楽鑑賞のお仲間とは日程が合わ
ず、今回は一人で観劇。
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演目は、万才、絵本太功記から夕顔棚の段と尼ヶ崎の段、傾城
恋飛脚の新口村の段でした。
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最初の"万才”は、太夫(玉彦さん)と才蔵(勘次郎さん)が、
新春を祝って舞うお祝いの演目で、咲寿太夫さん、小住太夫さ
ん、碩太夫さんの掛け合い浄瑠璃に三味線は錦吾さん、燕二郎
さん、清允さんでした。

次は、絵本太功記の"夕顔棚の段”で、浄瑠璃は亘太夫さんと清
公さん。つづいての"尼ヶ崎の段”は、希太夫さんと友之助さん
に靖太夫さんと寛太郎さんの浄瑠璃。
本能寺の変で主君尾田春長に反逆した武智光秀(玉勢さん)を
許せない光秀の母さつき(紋臣さん)。光秀のところを去り、
尼ヶ崎に隠れ住んでいるところに光秀の妻操(簑紫郎さん)と
光秀の子供十次郎(紋吉さん)の嫁初菊(玉誉さん)がご機嫌
伺いに訪れる。そこに旅の僧(実は真柴久吉(簑太郎さん))
が現れ一夜の宿を求めたので、風呂でも沸かして入ってくれと
招き入れる。そして、十次郎がやってきて父光秀と一緒に死を
覚悟して戦うと言うので、出陣前に初菊を祝言をあげさせる。
出陣した十次郎と入れ替わるように光秀が竹やぶから登場、風
呂に入った僧侶が久吉と見破って、竹やりで突き殺そうとする
が、誤って母さつきを突いてしまう。瀕死の母とこれまた手傷
をおった十次郎が戻ってきて、光秀はふたりの死を見とどけ、
武者姿で現れた久吉と山崎で戦おうと誓うと言う話。
色々不条理な展開ですが、見応えありました。

最後は、傾城恋飛脚からお馴染み"新口村の段”、浄瑠璃は碩太
夫さんと清允、小住太夫さんと清丈、そして、芳穂太夫さんと
清馗さん。
1月にも拝見させてもらった演目で、梅川忠兵衛の悲恋の物語、
大阪でしくじった梅川(紋秀さん)と忠兵衛(玉翔さん)が忠
兵衛の生まれ故郷である大和の新口村に逃げてきて、実父であ
る孫右衛門(文哉さん)と再会するが、孫右衛門は養父への義
理を感じつつも二人を逃がすと言う話。芳穂太夫さんの浄瑠璃
が素晴らしくって、ググッと引き込まれました!良かったです。

観劇前の腹ごしらえは、なんばウォークで、大阪なんば印のク
リームあんぱん。
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甘くて美味しい!

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GW最終日は西宮で文楽! [文楽]

昼から曇天模様で、夕方から雨が降り出したGWの最終日。
今日は、いつもの観劇仲間の方々と兵庫県立芸術文化セン
ター 阪急 中ホールに「文楽 in Hyogo 恋女房染分手綱」
を観に行ってきました。
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いつもの国立文楽劇場で観る文楽と内容は同じですが、劇
場の構造の違いで、ちょっと見下ろす感じで観る文楽の舞
台も新鮮です。

第1部は、兵庫在住で昨年人間国宝になられた人形遣いの
吉田和生さんと、同じく昨年襲名された豊竹呂太夫さんの
「芸歴50年」と銘打ったトークショー(聞き手は河内厚郎
さん)。
おふたりは(出会いの記憶に若干の違いはありますが)同
期だそうで、それぞれなんとなくの成り行きで文楽に足を
踏み入れ、それから50年だそうで、東大を落ちて、文楽
のシュールさに興味を持ってはじめた呂太夫さん。京都に
行った帰りに人形の頭作りを見に行ったら、そのまま何故
か人形遣いに入門してしまった和生さんって感じで・・・
面白い!
呂太夫さんのルターを題材にした文楽も見てみたいです。

そして第2部は、「恋女房染分手綱」から道中双六の段を
豊竹希太夫さんと豊竹亘太夫さん、三味線の鶴澤友之助さ
んと鶴澤清允さんの素浄瑠璃で聴かせてもらいました。
まだまだ子供のお姫様が関東に嫁入りすることになったけ
ど、出発の日になっても行くのを嫌がって、乳母重の井な
どがなだめても聞いてくれない。そこに三吉という子供の
馬方が出てきて、関東への道すがらの面白さを道中双六で
紹介してくれお姫様が面白がって出発することになると言
う場面。ここの明るさが次の子別れの段の悲しみを際立た
せる段って感じです。

そして次の、"重の井子別れの段”では、吉田和生さんの
人形が登場、豊竹呂太夫さんと鶴澤清友さんの浄瑠璃にの
せて、悲しい別れの場面を切々と見せてもらいました。
三吉は、実は乳母重の井の実の子供与之助なんですが、三
吉は、家老の息子と重の井の不義密通でできた子供で、こ
のために夫は追放、重の井の親が身代わりに切腹している
経緯があり、また、乳母である重の井のことでお姫様の婚
礼に傷がつくのを恐れ、三吉を突き放すと言う話。最後に
三吉が悲しく馬子唄を歌うところがなんとも切ない。

劇場で配るチラシといっしょに入っていた「ものがたり街
道Ⅱ こころの道行 二十番」と言う、今回のトークショー
の司会者河内厚郎さんが編集して関西広域連合が作った古
典演目ゆかりの場所を紹介した冊子。めちゃ面白そうです。
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河内さん曰く、Ⅰもあって、Ⅰは西国巡礼になぞって古典
演目ゆかりの33ヶ所を紹介しているそうで、Ⅱはそこにも
れた20ヶ所を載せたそうです。Ⅰも欲しいぃ~~~!

芸文近くの「民芸居酒屋 ふじや」さんで観劇後の食事会。
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玉子豆腐の木の芽餡、胡瓜の漬物、じゃこ天、筍の木の芽
和え、ホタルイカの酢味噌、鶏の唐揚げ、オニオンリング、
鰯の梅肉揚げ、角煮、変わり明石焼き、チジミなど、どの
料理も美味しかったです。

いつもながら、チケットのご手配や居酒屋の予約などお世
話になりっぱなしで、本当にありがとうございました。

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初お目見えの段 [文楽]

4月らしいと言えばらしい気候で、ちょっとひんやりして
いた今日は、いつもの文楽観劇仲間の方々と、国立文楽劇場
「平成三十年四月文楽公演 吉田幸助改め五代目吉田玉助
襲名披露(第二部)」を観に行ってきました。
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第一部では、五代目吉田玉助さんの襲名披露口上や、春らしく

義経千本桜なんて演目も有りましたが、今回は、二部の"彦山
権現誓助剣”を拝見。
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彦山権現誓助剣=毛谷村六助住家の段ってイメージで、前段
(須磨浦の段と
瓢簞棚の段)を見たことがなかったので(と言うか
文楽劇場での上演自体が初めてだそうです)全体としてどんな
物語なんだろうと楽しみに観てみました。

父吉岡一味斎を京極内匠に討たれた、お園とお菊姉妹の敵
討ちの話で、"須磨浦の段”は、息子弥三松(簑太郎さん)
をつれた妹お菊(勘彌さん)が、家来の友平(文昇さん)
とともに敵を探す旅をしていて、須磨浦で京極内匠(玉志
さん)と出会い、敵を討とうとするが返り討ちにあう場面。
下ネタ満載の浄瑠璃のもと、お菊が内匠になぶり殺しにさ
れると言うなんとも陰惨な話。。。あんまり上演されない
のも仕方ないかなって感じです。この子供弥三松が、杉坂
墓所の段で六助に託さ、それをきっかけに毛谷村の段で、
話が物凄い展開をみせます!
浄瑠璃は、三輪太夫さん、始太夫さん、小住太夫さん、咲
寿太夫さん、清友さんが、途中交代しながらの掛け合いで
した。

次の"瓢簞棚の段”は、姉お菊(和生さん)の話で、夜鷹に
身をやつして、客をひきながら敵の内匠を探している場面。
友平が現れ、お菊さんが自分の不手際で殺されてしまった
とわびて切腹したり、何故か内匠がお菊を殺したときに落
とした守り袋を池に棄てると不思議なことが起きて、内匠
が明智光秀の子供であることが判り、お園と壮絶な決闘の
すえに名刀を手に入れると言うなんとも奇想天外な展開で
した。内匠が藤棚みたいな台から飛び降り、上ではお園が
鎖鎌をグルグル回していたりと、アクロバティックな場面
あってかなり面白かったです。度々上演すればいいのにっ
て感じでした。
浄瑠璃は、希太夫さんと寛太郎さんに津駒太夫さんと藤蔵
さんに清公さんで、こちらも良かったです。

場面はがらりと変わって"杉坂墓所の段”。毛谷村六助(玉
男さん)が、先ごろ亡くなった母の墓の前で祈っていると、
微塵弾正こと京極内匠が老婆を背負って現れ、老いた母の
ために仕官をしたいので、試合に負けて欲しいと頼むと、
孝行者の六助は承知する。六助が墓用の水を汲みに行って
いる間に弥三松をつれた佐五平(玉勢さん)が登場し、
内匠の仲間に殺され、六助は弥三松を引き取ることに。
浄瑠璃は、亘太夫さんと錦吾さん、靖太夫さんに錦糸さん
でした。錦糸さんの三味線はやっぱり素敵です。

最後は、お馴染みの"毛谷村六助住家の段”。約束通り、弾
正との試合に負けた六助。弾正はお礼を言うどころか六助
の眉間を扇で割ってふてぶてしく去っていく!
家の庭先に弥三松の小袖を吊るして誰か知った人でも通らな
いかと思っていたら、旅の老婆が現れ、六助に母が死んで寂
しいだろうから、私が母になってやろうと強引に家に入り込
む!困った六助だが老婆を邪険にもできないので奥の部屋に
入ってもらうと、それと入れ替わるように、今度は虚無僧姿
のお園の現れ、弥三松を救ったのが許婚の六助を分かると、
いきなり嫁気取りで家事を始める始末!(このあたりが最高
に笑えます)諸々の経緯を知った六助が助っ人を願い出る。
ちょうどその時、墓所で弾正が母だといって背負っていた老
婆が、実は村人の母だったと分かり、弾正が仇の京極内匠だ
と判明する。
浄瑠璃は、睦太夫さんと勝平さん、そして千歳太夫さんと富
助さん、身体全体で情感たっぷりに表現する千歳太夫の浄瑠
璃、迫力でした。

16時から20時40分で休憩30分のみと言う長丁場でしたが、
初見の段もあって、本当に楽しい時間でした。
ありがとうございました。

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初春は奈良にご縁の文楽 [文楽]

遅ればせって感じですが、今日は、いつもの観劇仲間の方々
と、国立文楽劇場に「平成三十年 初春文楽公演<第2部>」
を観に行ってきました。
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第2部の演目は、“南都二月堂 良弁杉由来”から、志賀の里の
段、桜の宮物狂いの段、東大寺の段、二月堂の段。
東大寺の開山である良弁上人の出生にまつわる伝説の話で、
近江の国志賀の里(滋賀)で、水無瀬左近の妻渚の方が旦那
の墓参りの時、一人息子の光丸が大きな鷲(舞台でもちょっ
と笑うくらい大きかったですが・・)にさらわれてしまう。
渚の方は狂人となって息子を探すこと30年、淀川の渡しで、
東大寺の良弁上人が子供のころ鷲に連れられて東大寺の杉の
木にたどり着いたと聞いて東大寺を訪ね、その杉の木に経緯
を張り出すと、それが良弁上人の目にとまりと言う話。
鷹は飛ぶは、シャボン玉は飛ぶは、棒は飛ぶはで、なんだか
賑やかでおめでたい雰囲気を楽しませてもらいました。
今でも4代目?の杉が二月堂の前に立っているそうです。

そして、“傾城恋飛脚”の新口村の段。ご存知、梅川忠兵衛の
悲恋の話で、文楽でも歌舞伎でも何故か?この新口村の段を
よくやるんですが、忠兵衛の実父孫右衛門の苦しい心情が細
やかに描かれ、雪が深々と降る美しい風情とあいまって心の
しみる作品でした。

今回は、豊竹咲甫太夫改め六代目竹本織太夫さんの襲名披露
興行って事で、第1部では、襲名の口上もあったみたいです。
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残念ながら口上は拝見はできませでしたが、場内の初春+襲
名のお祝いムードだけは堪能させてもらいました。

文楽観劇の後は、日本橋にある中国料理の店「福華酒家」さ
んで食事会。こちらは今回で2回目なんですが、前回食べた
干し豆腐が好評で、再びの訪問となりました。
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前菜にはもちろん干し豆腐。そして、焼豚。メニューに載って
いて目をひいた水蓮炒め。後は、定番って感じで、水餃子、唐
揚げ、八宝菜、焼そば、炒飯。最後はお茶と胡麻団子。
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干し豆腐は安定の美味さ、水蓮炒めは、初めて食べましたが、
シャキシャキの歯ごたえでめちゃ美味しかったです。それと、
八宝菜に入っていた海鼠(なんだか判らず店員さんに聞いたん
ですが)も不思議な食感で、美味しかったです。

今回も楽しいひと時でした。ありがとうござました。

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晩秋の文楽 [文楽]

爽やかな秋晴れの日曜日。今日は、いつもの文楽鑑賞仲間
の方々と、国立文楽劇場に「平成二十九年 十一月文楽公演
(第二部)」を観に行ってきました。
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演目は、近松門左衛門作で夫婦の心中と言うちょっと珍し
い実話を元に描いた“心中宵庚申”。もう一つは、季節の演
目、四世鶴澤重造作曲の舞踊劇“紅葉狩”でした。
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先ずは、心中宵庚申の“上田村の段”で、浄瑠璃は、文字久
太夫さんと藤蔵さん。
八百屋を営む夫半兵衛(玉男さん)が実父の墓参りに行っ
ている隙に、姑に離縁を言い渡され、無理やり駕籠で実家
の上田村に帰されてしまったお千代(勘十郎さん)。姉の
おかる(ちょっとだけ簑助さん)は驚きながらも優しく迎
えるが、父平右衛門(和生さん)は、今回が、3度目の離
縁と言うことで世間に顔向けができないと怒ってしまう。
そんなさなか、墓参りからの帰り半兵衛がお千代の実家に
立ち寄ると、お千代が戻っていてビックリ。事情を知って、
申し訳ないと自害をしようとするが、平右衛門に諭され、
お千代を連れて大阪に戻ると言うその後のふたりの運命を
暗示する場面ですが、いかんせん、しんみりとした話な上
に人形もほとんど動かず、眠気との戦いでした!苦笑

次は、“八百屋の段”。浄瑠璃は、千歳太夫さんと富助さん。
お千代を追い出した姑(簑二郎さん)の登場!なんとも凄
まじい人物で、丁稚や下女にも小言三昧。そして、養子で
ある半兵衛へもお千代を連れ戻し隠していることを親不孝
と詰りまくる。たまらず半兵衛が、姑が嫁を追い出したと
言うことになると姑が世間から悪く言われるので、自分が
離縁を言い渡すからいったんお千代を家に戻してくれと懇
願。ふたりで死ぬことを決心する。
心中に向かう場面ですが、とにかく姑さんが凄くって、思
わす笑ってしまいました!

最後は、“道行思ひの短夜”、三輪太夫さん、睦太夫さん、
靖太夫さん、文字栄太夫さん、團七さん、團吾さん、友之
助さん、錦吾さん、燕二郎さんの掛け合い浄瑠璃を聞きな
がら、最後の場面となりました。

次は、ちょうど関西も紅葉の季節ってことで大阪の繁華街
のど真ん中で艶やかな舞台の“紅葉狩”を楽しみました。
浄瑠璃は、芳穂太夫さん、呂勢太夫さん、希太夫さん、亘
太夫さん、碩太夫さん、宗助さん、清志郎さん、清丈さん、
清公さん、清允さんの賑やかな掛け合い。
楓も赤く色づく信州戸隠の山中で、紅葉狩りをしている更
科姫(清十郎さん)の一行と出くわした平維茂(文司さん)
酒宴に招かれ酩酊して眠っていると夢枕に山神(紋臣さん)
が現れ、更科姫は実は鬼神だと告げて立ち去る。目覚めた
維茂は正体を現した鬼神と戦い名刀の力も借りて鬼退治を
すると言う話。
艶やかで色っぽい前半と口から煙を吹き出す鬼神との凄ま
じい戦いの後半の対比を楽しませてもらいました。

文楽観劇後の食事会は、桜川の「中国家常菜 楽活」さん。
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前菜は‪ピータン、ジャーキー、カイラン菜、そして、ホク
ホクのフライドポテト、サクサクの豚天、ぷりぷりのイカ
の炒め物、甘辛ソースが絶妙なエビ天、しびれる美味さ麻
婆豆腐、パラパラの炒飯、香ばしいネギラーメンで〆。
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相変わらず意外な味付けが冴え渡っていて、どの料理もめ
ちゃ美味しかったです。

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夏の文楽 [文楽]

出張の新幹線に子供連れが増えると夏休みに入ったな~!なんて
思うんですが、こちらも夏休みに入ったと感じる「平成二十九年
夏休み文楽特別公演(第2部)」を観に、国立文楽劇場に行って
きました。
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第2部(名作劇場)の演目は、“源平布引滝”から、義賢館の段/
矢橋の段/竹生島遊覧の段/九郎助住家の段。
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平家打倒の旗印、源氏の白旗をめぐる悲劇の物語。最初の義賢館
の段で、病気療養を理由に屋敷にこもっている木曾先生義賢(和
生さん)のところに、百姓九郎助(文司さん)、小まん(清十郎
さん)、小まんの倅太郎吉(簑太郎さん)が小まんの夫折平(玉
志さん)たずねてきます。が、折平と義賢の娘待宵姫が恋仲な上
に折平は平家打倒をもくろむ多田蔵人行綱だと判明。ここでこの
物語のキーになる源氏の白旗の登場。そこへ、平家の武将が義賢
館を訪れ、義賢に平家への忠誠の証しに兄義朝の髑髏を蹴るか白
旗を渡せと迫る。義賢は覚悟を決め、待宵姫を行綱にたくし、身
重の妻葵御前(文昇さん)を九郎助にたくし、白旗を小まんにた
くして、平家の武将と戦って壮絶な最後をとげる。
この段の浄瑠璃は、靖太夫さんと錦糸さん、そして咲甫太夫さん
と清友さんでした。

次の矢橋の段は、小まん大活躍の場面で、白旗をたくされた小ま
んが平家の兵士に琵琶湖のほとりまで追い詰められ、琵琶湖に飛
び込むんですが、小まんが兵士を投げ飛ばす姿が勇猛で凄い!
浄瑠璃は、御簾内で亘太夫さんと錦吾さん。

竹生島遊覧の段は、この物語の主人公とも言える斎藤実盛(玉男
さん)の登場。琵琶湖を泳いで逃げ力つきそうになっている小ま
んを救ったのが平家の宗盛が乗る遊覧船、小まんは救い上げられ
たが正体がばれ、白旗を取られそうになるが、何故か実盛が白旗
を握る小まんの腕を切り落とし白旗は湖に落ちてしまう!
この段は、津國太夫さん、南都太夫さん、文字栄太夫さん、碩太
夫さん、希太夫さんに三味線清馗さんの掛合い浄瑠璃でした。

最後の九郎助住家の段、九郎助と太郎吉が流れ着いた白旗を握り
しめた腕を発見。そこへ、九郎助がかくまっている葵御前の詮議
に斎藤実盛と瀬尾十郎(玉也さん)がやってきて、葵御前のお腹
の子が男子なら殺せと命令されているので、腹を割いて確認する
と迫る。切羽詰った九郎助と女房は葵御前が腕を産んだと差し出
すが、瀬尾十郎がそんなことがあるものかと突っぱねるところに、
実盛が唐の伝説に似たような話があると助け舟を出して、その場
をおさめる。疑念を残した瀬尾は去ったふりをして、小まんの遺
体を九郎助のところに運ばせ成り行きを見守る。戻った小まんの
遺体に腕をくっ付けたら一瞬息を吹き返し倅太郎吉に何か語りか
けようとして息をひきとる。そんな中、葵御前が男子(木曽義仲)
を出産!実盛が実は源氏に味方していることをあかし、太郎吉に
生まれた子供の家来になるようにすすめていると、成り行きを見
ていた瀬尾が再び現れ小まんの死骸を蹴り飛ばし、戦い挑もうと
するところを太郎吉が形見の短刀で突くと、死に際に瀬尾が真実
を明かすと言う話。
後日談で、大人になった太郎吉(手塚太郎光盛)と、白髪を黒く
塗って若作りした斎藤実盛が戦って、光盛が勝つという有名な話
があり、最後は、それをにおわす終わり方です。
樹瑠璃の方は、希太夫さんと寛太郎さん、文字久太夫さんと團七
さん、切りは咲太夫さんと燕三さん、そして最後は呂勢太夫さん
と清治さん。二転三転するジェットコースターのような展開と清
治さんの三味線の音色があいまってしびれるような面白さでした。


最後の清治さんはもちろん、第2部は、なんと言っても三味線が凄
い!錦糸さん、燕三さん、清治さんの三味線をたっぷり楽しませ
てもらいました。

夏休みと言う事で、朝の第1部はお子さんも楽しめる金太郎の大
ぐも退治と赤い陣羽織。そして、夜の第3部サマーレイトショー
は、夏の大阪を代表する芝居、夏祭浪花鑑になっています。

先日の松竹の歌舞伎の時も夏祭浪花鑑は外したし、なんだか今年
は、夏祭浪花鑑と縁の無い年みたいです!

文楽観劇後の食事会は、久しぶりに上本町ハイハイタウンにある
中華料理屋「南海飯店」さんで庶民派中華をいただきました。
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関西の夏と言えばって感じで鱧フライ、シャキシャキのきゅうり
ザーサイ、分厚い焼豚、大きな餃子、サクサクの小海老天、とろ
とろのイカのうま煮、もやし炒め、海老チリ、野菜炒め、鳥肝の
炒め、餡かけ焼きそば、焼き飯、ラーメン!美味しかったです。

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若手の文楽 [文楽]

一日中シトシトと雨が降った梅雨らしい日曜日。今日は、国立文楽
劇場に「国立文楽劇場文楽既成者研修発表会 第十七回 文楽若手会」
を観に行きました。
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先ずは、観劇前の腹ごしらえって感じで、劇場横にある「うどん屋
麺之介」さんで、肉玉ぶっかけうどんをいただきました。
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コシの強い麺と甘めに味付けされた柔らかいお肉とわさびの風味が
あいまって、めちゃ美味しい!

そして、お目当ての文楽の方、今回の演目は、“寿柱立万歳”と“菅原
伝授手習鑑”から車曳の段、寺入りの段、寺子屋の段。どちらも四月
の本公演で観た演目。予習はばっちり!笑

“寿柱立万歳”の浄瑠璃は、睦太夫さん、靖太夫さん、小住太夫さん
に三味線の寛太郎さん、錦吾さん、燕二郎さん、清允さんが並んで
の掛け合い。ところどころ笑いも交えながら陽気に人形が舞う話で、
その人形の方は、太夫は玉誉さんで才三は紋臣さんでした。舞う系
の人形は本当に大変そうですね!

“菅原伝授手習鑑”車曳の段の浄瑠璃も掛け合いで、小住太夫さん、
咲寿太夫さん、亘太夫さん、睦太夫さん、靖太夫さんに三味線の清
丈さん並び。人形は、梅王丸に簑太郎さんと桜丸に玉誉さん、そし
て、松王丸には玉翔さんで時平は文哉さんでした。

次の“寺入りの段”の浄瑠璃は、亘太夫さんと清公さん。そして、こ
の話の見せ場、“寺子屋の段”の前半の浄瑠璃は芳穂太夫さんと清馗
さん、そして、後半は希太夫さんと龍爾さんで、勢いがあり情感溢
れる語りを聴かせてもらいました。人形の方は、よだれくりは勘介
さん、菅秀才は玉征さん、武部源蔵は紋秀さんで女房戸浪は紋吉さ
ん、女房千代は簑紫郎さんで小太郎は玉峻さん、こちらの松王丸は
玉勢さん。そして、春藤玄蕃は玉彦さん、下男三助は簑悠さん、御
台所は勘次郎さんでした。

文楽観劇の後は、桜川にある中華料理の店「中国家常菜 楽活」さん
で、恒例の食事会。
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創作系の中華の店なんですが、今回は、フライドポテトやから揚げ
など普通の物も作って欲しいと予約してたそうです。が、やっぱり
ひと工夫してあって、めちゃ美味しかったです。特にえび玉ビーフ
ンは絶品でした。

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