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一休さんもビックリ [美術館]

蒸し暑かった本日、京都の大徳寺真珠庵で公開がはじまった
現代のクリエイターが描いた襖絵を見に行ってきました。
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本来ここにある曽我蛇足と長谷川等伯の襖絵が修復に出され
ると言うことで、400年ぶりに襖絵を新調しようと言うこと
になり、真珠庵の山田宗正住職が、どうせなら型破りな一休
和尚にちなんで、型破りな襖絵を描こうと言う企画を立ち上
げたそうで、その経緯などを追いかけた番組、NHKのBSプレ
ミアムの「傑作か、それとも・・・京都 大徳寺・真珠庵で
の格闘」を見て、完成品を是非見てみたいと思って足を運ん
だ次第です。

重文の一休和尚像が安置される部屋を飾るのは、釣りバカ日
誌で有名な漫画家北見けんいちさんの“楽園”。テレビでは半
分白かった北見さんの絵も完成していて大人数の人々がバー
ベキューに興じてました。ご本人や奥さん、師匠の赤塚不二
夫夫妻や山田宗正住職、もちろんハマちゃんやスーさんもい
て明るく楽しい作品になってました。

他は、王立宇宙軍オネアミスの翼の映画監督山賀博之さんの
“かろうじて生きている”には戦闘機が飛び、日本画家濱地創
宗さんは唯一禅寺の襖絵っぽいテーマ“寒山拾得”、京都水族
館裏のギャラリー“trace”で時折作品を拝見する山口和也さん
は紙を漉くところからはじめたと言う“空花”、NHK Eテレの
アニメ“オトナの一休さん”を描く伊野孝行さんはそのまま“オ
トナの一休さん”、ファイナルファンタジーなどのアートディ
レクター上国料勇さんの“Purus Terrae 浄土”は未来的でま
さにファンタジーな感じでした。

これ以外に奥の書院通僊院では狩野元信の水墨画や土佐光起
の花鳥図も楽しむことができました。また、茶室の庭玉軒も
見ることができます。いゃ~~!面白かったです。

こちらも本日からはじまった樂美術館の「光悦考」も拝見。
IMG_1288.JPG IMG_1282.JPG 
本阿弥光悦の茶碗が大好きななんですが、今回は、十五代樂
吉左衛門さんが執筆した“光悦考”を元にした展覧会 になって
いて、本から引用した解説と共に10点ほどの光悦の茶碗が展
示してありました。
IMG_1287.JPG 
入口正面に長次郎の黒樂茶碗“萬代”の飾られた第1展示室には、
光悦の黒樂茶碗で同じようにほんの少し楕円に歪めた“雪沓”、
“朝霧”、“水翁”が並んでいて、何かしら形を探っていたよう
な痕跡が楽しめます。
光悦は、樂家で茶碗を指導してもらってたわりに樂茶碗とは
違った造形の茶碗が多い気がするんですが、今回は樂茶碗っ
ぽいモノ(黒楽茶碗“東”)も展示してありました。

第2展示室には、口部が少しシャープな黒樂茶碗の“村雲”、こ
ってりとした雰囲気の飴釉樂茶碗“園城”、“何似生”、“乙御前”
のような丸みの“五月雨”の他、光悦の書(宗達下絵)を掛軸
にした“蓮下絵百人一首和歌断巻”なども展示してありました。

第3展示室には、光悦茶碗の中でも大好きなカワイイ赤樂茶碗
“乙御前”をはじめ、筒茶碗の“弁財天”と“志くれ”、シャープな
造形の白樂茶碗の“冠雪”、退廃的な雰囲気が漂う飴釉樂茶碗
“紙屋”などの茶碗。他に樂家に送った材料を分けてくださいと
言う書状なども楽しむことができました。
光悦の茶碗以外に、光悦を指導した樂家の常慶や道入などの茶
碗も多数飾ってありました。

乙御前のように柔らかく自重で形が崩れたような茶碗と同型の
茶碗がいくつかあって、偶然だけではなくかなり計算して、形
を探りながら茶碗を作っていたんだなって事が感じられて面白
かったです。

京都での昼ごはんは、大徳寺門前にあるカフェ「CAFE DU MO
N」さんで、野菜たっぷりの日替わりランチ(ハンバーグと黒米
入り五穀米)をいただきました。
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IMG_1268.JPG 
ランチも美味しかったですし、デザートでお試しにいただいた
名物の大徳寺納豆カヌレも風味豊かでめちゃ美味しかったです。


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