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暑い夏、文楽のサマーレイトショーで避暑気分 [文楽]

暑い夜は、国立文楽劇場で涼もうかと「平成三十年 夏休み
文楽特別公演」の第3部サマーレイトショーを観に行って
きました。
夏休み文楽.jpg 
先ずは、"新版歌祭文”から野崎村の段。新版歌祭文全体と
しては、お染久松の心中の話なんですが、この野崎村の段
に関して言えば、主役は野崎村のおみつって感じです。
とは言え、文楽も歌舞伎も新版歌祭文は、ほとんどこの野
崎村の段しか上演しないので、ある意味、新版歌祭文は、
お染久松の話ではなく、おみつのけな気な悲恋の話のよう
な気さえします(野崎村の段にちなんで野崎観音慈眼寺に
は、お染久松の石碑がありますが・・)。あくまで、私見
ですが。
そんなおみつ(清十郎さん)の心の変化が見せ場で、久松
(文昇さん)と夫婦になれると無邪気に喜んでいるところ
に、お染(一輔さん)が訪ねて来て、嫉妬心からちょっと
意地悪をするところもカワイイ。最後にお染久松の命がけ
の思いを知り、尼になって二人を諭す。切ない話です。
浄瑠璃は、文字久太夫さんと清志郎さん、津駒太夫さんと
寛治さん、三輪太夫さんと團七さんと清公。人形では油屋
の女将お勝を簑助さんが務めてらっしゃいました。
IMG_0546.JPG 
そして次は、近松門左衛門原作で鶴澤清治さんが補綴・補
曲をした"日本振袖始”で大蛇退治の段。
古事記などでも有名な、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の
八岐大蛇(やまたのおろち)退治の大スペクタクル物語。
出雲国簸の川(ひのかわ)の川上、素戔嗚尊の妻である稲
田姫が八岐大蛇の生贄として差し出され、八岐大蛇が化け
た岩長姫が現れる。岩長姫が稲田姫に襲い掛かろうとする
が、八つの大甕に仕込まれた酒(実は毒酒)の香りにつら
れて、思わずその酒を飲み干し、酔ったところを稲田姫が
隠し持った剣で挑もうとするが、あえなく呑み込まれてし
まう!そこに、思わず「遅いんじゃ!」と突っ込みを入れ
たくなるタイミングで登場する素戔嗚尊。岩長姫は本性の
八岐大蛇に戻り、素戔嗚尊との壮絶な戦いの末敗れ、稲田
姫が八岐大蛇の腹の中から宝剣(天叢雲剣)を持って現れ
大団円!
物語というより、舞踊の要素が強い内容で、特に甕の酒を
飲み干しながら舞う勘十郎さんの岩長姫の妖艶(たまに美
しい顔の口が裂けて本性が垣間見える)な姿が最高でした。
(狐の時もですが、外連物をやっている勘十郎さんがいつ
も以上に活き活きしているように見えるのは、私だけだろ
うか?笑)。

夏休み公演は3部構成で、サマーレイトショーの他、第1
部は、親子劇場ってことで、お子さんや文楽をはじめて見
る方も見やすい"瓜子姫とあまんじゃく”に"文楽ってなあ
に?”と言う解説。そして、"増補大江山(戻り橋の段)”。
第2部は、名作劇場で"卅三間堂棟由来(平太郎住家より
木遣り音頭の段)”と"大塔宮曦鎧(六波羅館の段/身替り
音頭の段)”となっていました。 

また、ロビーでは、出演者の方々が並んで西日本豪雨災害
の義援金募金の呼びかけも行われてました。
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少しですが募金をさせていただきました。

そして、観劇後の食事会は、いつもと違った方がお店選び
をしてくれたお陰で、いつもは行かないような裏なんばの
居酒屋「魚屋 ひでぞう」さんで、美味しいお魚をいただき
ました。
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鹿野ベーコンのポテサラ 温玉のせ、大羽いわし山椒煮、宇
部かまぼこの板ワサ、スルメの天ぷら、若鮎の天ぷら、豚
タンのみそ焼き、サメなんこつ梅肉和え、甘エビから揚げ、
水ナスの漬物などなど。下戸な私は〆の稲庭うどん。
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どの料理も美味しかったです。ありがとうございました。

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