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梅田で江戸の話 [講談]
今宵は、いつもお世話になっている梅田にあるジャズバー
パイルドライバーさんに、今回10回目だと言う恒例の玉田
玉秀斎さんと旭堂南照さんの「講談二人会」を聴きに行っ
てきました。
先ずは、旭堂南照さんで藤沢周平さんの“驟(はし)り雨”
の朗読講談。
とある商家に盗人に入ろうと通り雨が止むのを、神社の陰
に潜んでいた男の目の前で繰り広げられる人間模様と言う
人情話。盗人が哀れな親子を助け・・・講談の常套句、さ
ぁ~!この続きが気になるってところで終わる話でした。
グッと情ののった南照さんの語りで、切ないながらもなん
だかほっこりした気分になれました。
次は、玉田玉秀斎さんで正に今のシーズンの噺って感じで
寛永三馬術から“愛宕山 梅花折り取り”。
関西や落語でお馴染みの京都の愛宕山ではなく、江戸の愛
宕山の噺。徳川家光が愛宕山の愛宕神社に登る急な石段の
上に咲いた梅の花を見つけ、馬で上って取ってこいと無茶
を言い出す。怖気づいて仮病を使う者や挑戦して大怪我を
する者がでる中、丸亀藩の曲垣平九郎が見事愛馬で石段を
駆け上がり、見事、梅の枝を取って、馬乗り名人の名を轟
かせる。が、その馬術を盗もうとする奴があらわれて・・
ってところでお仕舞!玉秀斎さんのテンポの良い話に引き
込まれました。
晩ご飯は、大阪駅前第4ビルにある「グリル 欧風軒」さんで
ハンバーグ定食をいただきました。美味しい!
そして、世界中を飛び回っているエミコさんが、パイルさん
に預けたロンドン土産のバレンタインデーのプレゼント。
rita FARHIのけっこう辛い豆菓子をいただきました。
ありがとうございました。
パイルドライバーさんに、今回10回目だと言う恒例の玉田
玉秀斎さんと旭堂南照さんの「講談二人会」を聴きに行っ
てきました。

先ずは、旭堂南照さんで藤沢周平さんの“驟(はし)り雨”
の朗読講談。
とある商家に盗人に入ろうと通り雨が止むのを、神社の陰
に潜んでいた男の目の前で繰り広げられる人間模様と言う
人情話。盗人が哀れな親子を助け・・・講談の常套句、さ
ぁ~!この続きが気になるってところで終わる話でした。
グッと情ののった南照さんの語りで、切ないながらもなん
だかほっこりした気分になれました。
次は、玉田玉秀斎さんで正に今のシーズンの噺って感じで
寛永三馬術から“愛宕山 梅花折り取り”。
関西や落語でお馴染みの京都の愛宕山ではなく、江戸の愛
宕山の噺。徳川家光が愛宕山の愛宕神社に登る急な石段の
上に咲いた梅の花を見つけ、馬で上って取ってこいと無茶
を言い出す。怖気づいて仮病を使う者や挑戦して大怪我を
する者がでる中、丸亀藩の曲垣平九郎が見事愛馬で石段を
駆け上がり、見事、梅の枝を取って、馬乗り名人の名を轟
かせる。が、その馬術を盗もうとする奴があらわれて・・
ってところでお仕舞!玉秀斎さんのテンポの良い話に引き
込まれました。
晩ご飯は、大阪駅前第4ビルにある「グリル 欧風軒」さんで
ハンバーグ定食をいただきました。美味しい!

そして、世界中を飛び回っているエミコさんが、パイルさん
に預けたロンドン土産のバレンタインデーのプレゼント。
rita FARHIのけっこう辛い豆菓子をいただきました。
ありがとうございました。

羽ばたくアート [美術館]
2月も終わりに近づきそろそろ卒業の季節ってことで、今日は
寒空の京都に出向いて、毎年楽しみにしている「2018年度 京
都造形芸術大学 卒業展/大学院 修了展」にお邪魔して、若い
方々の元気なアート作品をたっぷり味わってきました。
大階段を上った人間館では、建築や環境デザインなどの展示と
大学院の修了展で行なわれていました。
カラス目線のお金の話や石清水八幡宮の巫女さんの楽しいおみ
くじ、通路の上にはセクシーなREMAさんの巨大なオブジェ!
それを抜けると大学院生の修了展が行なわれていて、CHEN
POU YUさんの極彩色のコラージュ、LIU YUHANさんのキャ
ンドルケース、丹羽優太さんの生々しい襖絵、kao Zih-ting
さんの美しい幽霊の絵、下寺孝典さんの屋台と舟自転車、村
上由季さんのヒマラヤ杉、河野ひかるさんの民藝、中村ヒカ
リさんのゴツゴツオブジェなどなど。
さすが院生って感じで、完成度の高い作品が展示してありま
した。
人間館C棟では、油画、日本画、染織テキスタイルの展示が
行なわれていました。
油画?って感じの中澤ふくみさんのパラパラ漫画の塊、高橋
知裕さんの戦争女子、伯川葵さんのキラキラ女子などなど。
日本画?って感じの新井大地さんのバイク、大田真由さんの
硝煙島、平山鈴夏さんの寂しそうな犬などなど。
染織テキスタイル系の展示がいつも印象的で好きなんですが、
三好沙采さんの皮の人形、石川晴子さんのカエルのマスク、
菅佳音さんのつばくろだけ、松田汐生さんのアロハシャツな
どなど。
未来館では、現代美術と写真にこども芸術の展示が行なわれ
ていました。斎藤ひかりさんのインスタレーション、市川理
紗さんの石鹸鼠、作田詩月さんの就活の群れ、REMA(成田
令真)さんの顔プリントカーなどなどインパクトのある作品
が飾ってありました。
こども芸術では、戎リ里央さんの段ボールの洞窟探検セット
など面白い作品が展示してありました。
迷路みたいな興心館と直心館ではプロダクトデザインやファ
ッションデザインや空間デザインなどなどの展示がしてあっ
て、アート系とはまた違った感じで、楽しく拝見させてもら
いました。
他にも、映画、演劇、アニメ、情報系のデザインなどなど、
数多くの展示や発表が行なわれていましたが、あまりに数が
多いので全部を拝見することはできませんでした。が、才気
溢れる若い方々のアート作品にふれて元気をいただいたよう
な気がします。いつもながら非常に楽しい時間でした。あり
がとうございました。
ご卒業おめでとうございます。ご活躍をお祈り申し上げます。
京都でのお昼は、出町柳にあるイスラエル料理の店「ファラ
フェルガーデン」さんでファラフェルプレートランチをいた
だきました。
ファラフェルはひよこ豆とコリアンダーリーフで作ったベジ
タブル肉団子みたな料理で、はじめて食べましたが外はカリ
ッと中はふんわりでけっこう美味しかったです。
寒空の京都に出向いて、毎年楽しみにしている「2018年度 京
都造形芸術大学 卒業展/大学院 修了展」にお邪魔して、若い
方々の元気なアート作品をたっぷり味わってきました。
大階段を上った人間館では、建築や環境デザインなどの展示と
大学院の修了展で行なわれていました。


カラス目線のお金の話や石清水八幡宮の巫女さんの楽しいおみ
くじ、通路の上にはセクシーなREMAさんの巨大なオブジェ!



それを抜けると大学院生の修了展が行なわれていて、CHEN
POU YUさんの極彩色のコラージュ、LIU YUHANさんのキャ
ンドルケース、丹羽優太さんの生々しい襖絵、kao Zih-ting
さんの美しい幽霊の絵、下寺孝典さんの屋台と舟自転車、村
上由季さんのヒマラヤ杉、河野ひかるさんの民藝、中村ヒカ
リさんのゴツゴツオブジェなどなど。














さすが院生って感じで、完成度の高い作品が展示してありま
した。
人間館C棟では、油画、日本画、染織テキスタイルの展示が
行なわれていました。
油画?って感じの中澤ふくみさんのパラパラ漫画の塊、高橋
知裕さんの戦争女子、伯川葵さんのキラキラ女子などなど。










日本画?って感じの新井大地さんのバイク、大田真由さんの
硝煙島、平山鈴夏さんの寂しそうな犬などなど。







染織テキスタイル系の展示がいつも印象的で好きなんですが、
三好沙采さんの皮の人形、石川晴子さんのカエルのマスク、
菅佳音さんのつばくろだけ、松田汐生さんのアロハシャツな
どなど。













未来館では、現代美術と写真にこども芸術の展示が行なわれ
ていました。斎藤ひかりさんのインスタレーション、市川理
紗さんの石鹸鼠、作田詩月さんの就活の群れ、REMA(成田
令真)さんの顔プリントカーなどなどインパクトのある作品
が飾ってありました。








こども芸術では、戎リ里央さんの段ボールの洞窟探検セット
など面白い作品が展示してありました。





迷路みたいな興心館と直心館ではプロダクトデザインやファ
ッションデザインや空間デザインなどなどの展示がしてあっ
て、アート系とはまた違った感じで、楽しく拝見させてもら
いました。










他にも、映画、演劇、アニメ、情報系のデザインなどなど、
数多くの展示や発表が行なわれていましたが、あまりに数が
多いので全部を拝見することはできませんでした。が、才気
溢れる若い方々のアート作品にふれて元気をいただいたよう
な気がします。いつもながら非常に楽しい時間でした。あり
がとうございました。
ご卒業おめでとうございます。ご活躍をお祈り申し上げます。
京都でのお昼は、出町柳にあるイスラエル料理の店「ファラ
フェルガーデン」さんでファラフェルプレートランチをいた
だきました。
ファラフェルはひよこ豆とコリアンダーリーフで作ったベジ
タブル肉団子みたな料理で、はじめて食べましたが外はカリ
ッと中はふんわりでけっこう美味しかったです。
勤労アート [観劇(他)]
曇天模様でしたが少し寒さがやわらいだ土曜日。いつもお世話
になってるkitaさんが仕事帰りに絵画教室で描いている絵の発
表会が、今年も開催されているってことで西宮北口のアクタ西
宮にある西宮市立北口ギャラリーでやっている「2019 西美ア
カデミー展」に行ってきました。
今回の絵は、画面の3/4をしめる黒い背景に浮かぶように絶妙
なバランスで描かれた網かごに入ったフランスパンと木のテー
ブル。印象的な構図と繊細に描き分けられた網かごとパンと木
のテーブルのディテールの対比が面白い素敵な作品でした。
美大を目指す学生さんのデッサンなども展示されていました。
その後、阪神尼崎に移動。小腹が空いたので駅にあるたい焼き
屋「二万翁」さんでたい焼きを買って頬張る。
少し厚めの皮が表面でサクサクで中がふんわりで、めちゃ美味
しい!
そして、あまらぶアートラボA−Labではじまった「「街と、そ
の不確かな壁」と・・・。」にも立ち寄ってみました。
関西出身の若手アーティスト、川田知志さんと迎英里子さんの
2人展。タイトルの「街と、その不確かな壁」は村上春樹さん
の小説のタイトルだそうです。
フレスコ画の作品を作る川田さんは、今回、使われなくなった
学校や結婚式場などの痕跡や記憶を題材にしたインスタレーシ
ョンを、会場全体を使って展示してらっしゃいました。
国債や石油掘削や核分裂などの仕組みを、日常的な道具を使
ったインスタレーションとパフォーマンスで表現していると
言う、迎さんは、今回、労働や就業規則を題材にした作品を
展示ししてらして、今日は展示作品を使った迎さんのパフォ
ーマンスも行われていました。
タイマーを入れて灯りをつけ、木枠の中でビー玉を取り出し、
そのビー玉を容器に入れてレールで転がして網の中へ。
その作業が終わると決められた文字をビニールシートに書き、
丸めて別の部屋に移動。
輪投げで民主的に決めた代表印を押して飾って終了。
淡々と黙々と意味の有るような無いような作業をする姿を見な
がら、なんとなく身につまされる思いでした。。。
夜は、梅田の東通り商店街の外れにあるライブハウス ムジカ
になってるkitaさんが仕事帰りに絵画教室で描いている絵の発
表会が、今年も開催されているってことで西宮北口のアクタ西
宮にある西宮市立北口ギャラリーでやっている「2019 西美ア
カデミー展」に行ってきました。
今回の絵は、画面の3/4をしめる黒い背景に浮かぶように絶妙
なバランスで描かれた網かごに入ったフランスパンと木のテー
ブル。印象的な構図と繊細に描き分けられた網かごとパンと木
のテーブルのディテールの対比が面白い素敵な作品でした。
美大を目指す学生さんのデッサンなども展示されていました。
その後、阪神尼崎に移動。小腹が空いたので駅にあるたい焼き
屋「二万翁」さんでたい焼きを買って頬張る。
少し厚めの皮が表面でサクサクで中がふんわりで、めちゃ美味
しい!
そして、あまらぶアートラボA−Labではじまった「「街と、そ
の不確かな壁」と・・・。」にも立ち寄ってみました。
関西出身の若手アーティスト、川田知志さんと迎英里子さんの
2人展。タイトルの「街と、その不確かな壁」は村上春樹さん
の小説のタイトルだそうです。
フレスコ画の作品を作る川田さんは、今回、使われなくなった
学校や結婚式場などの痕跡や記憶を題材にしたインスタレーシ
ョンを、会場全体を使って展示してらっしゃいました。
国債や石油掘削や核分裂などの仕組みを、日常的な道具を使
ったインスタレーションとパフォーマンスで表現していると
言う、迎さんは、今回、労働や就業規則を題材にした作品を
展示ししてらして、今日は展示作品を使った迎さんのパフォ
ーマンスも行われていました。
タイマーを入れて灯りをつけ、木枠の中でビー玉を取り出し、
そのビー玉を容器に入れてレールで転がして網の中へ。
その作業が終わると決められた文字をビニールシートに書き、
丸めて別の部屋に移動。
輪投げで民主的に決めた代表印を押して飾って終了。
淡々と黙々と意味の有るような無いような作業をする姿を見な
がら、なんとなく身につまされる思いでした。。。
夜は、梅田の東通り商店街の外れにあるライブハウス ムジカ
ジャポニカさんにタテタカコさんのライブ「ムジカで冬のワン
マンショウ」を聴きに。
調律によりいつもよりパワフルな感じのピアノの音に負けない
くらいパワフルなタテさんの歌声!
映画、誰も知らないお馴染みの“宝石”の他、これまた映画がら
みで大山晃一郎監督の映画いつくしみふかきの曲や乃木坂46の
振付で有名なSeishiroさんのダンス懺渼歌の曲。
それに遠藤ミチロウさんの我自由丸や冬のシャボン玉などなど
マンショウ」を聴きに。
調律によりいつもよりパワフルな感じのピアノの音に負けない
くらいパワフルなタテさんの歌声!
映画、誰も知らないお馴染みの“宝石”の他、これまた映画がら
みで大山晃一郎監督の映画いつくしみふかきの曲や乃木坂46の
振付で有名なSeishiroさんのダンス懺渼歌の曲。
それに遠藤ミチロウさんの我自由丸や冬のシャボン玉などなど
いつものようにたっぷり素敵な歌声を聴かせてもらいました。
素晴らしい!感謝です。
素晴らしい!感謝です。
チョコ色々・・感謝 [雑記]
今日はバレンタインデーってことでチョコレートを色々いた
だきました。ってことで、ちょいとご紹介。
ドイツのチョコってあんまり食べたことないな!って感じで
「ローエンシュタイン」。
こちらはチョコと言えばって感じのベルギーのチョコで「レ
オニダス」。
こちらは日本のと言うか国籍不明って感じで「ハローキティ」
のチョコ。カワイイ!
そして、グッと地元って感じで天神橋筋商店街の「アトリエ・
アルション」さんのチョコは缶がおしゃれ。
妹さんのメッセージカード付きで、八尾の「ケーキハウス ミ
ツハシ」さんのチョコは、上品な味わいのチョコでした。
ありがとうございます。感謝です。
だきました。ってことで、ちょいとご紹介。
ドイツのチョコってあんまり食べたことないな!って感じで
「ローエンシュタイン」。

こちらはチョコと言えばって感じのベルギーのチョコで「レ
オニダス」。

こちらは日本のと言うか国籍不明って感じで「ハローキティ」
のチョコ。カワイイ!

そして、グッと地元って感じで天神橋筋商店街の「アトリエ・
アルション」さんのチョコは缶がおしゃれ。

妹さんのメッセージカード付きで、八尾の「ケーキハウス ミ
ツハシ」さんのチョコは、上品な味わいのチョコでした。

ありがとうございます。感謝です。
メメント・モリな展覧会 [美術館]
朝から冷たい雨の降った3連休の最終日。今日は国立国際美術館
で開催がはじまった「クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime」
を観に行ってきました。
日本でも瀬戸内国際芸術祭で豊島に設置された世界中の人々の心
臓の音が聞ける“心臓音のアーカイブ”や森の中で無数の風鈴が風
に揺れる“ささやきの森”、越後妻有アートトリエンナーレの“最後
の教室”や“影の劇場”などでお馴染みのフランスを代表する現代ア
ーティスト、クリスチャン・ボルタンスキー氏の1960年代から半
世紀に及ぶ創作活動を振り返る回顧展ってことで、開催を楽しみ
にしていました。
瀬戸内や妻有で見るボルタンスキー氏の作品は、暗闇でまたたく
白熱灯の灯りと心臓音で、死後や子宮の中を思わせるような独特
の雰囲気があり、作品の中に身を置くと精神が暗闇にずるずると
引き込まれそうな恐怖と安心感をおぼえる不思議な世界観が味わ
えます。
今回の回顧展は、ボルタンスキー氏が会場全体を一つのインスタ
レーショとして展示をしたということで、国立国際の地下3階全
体が礼拝所や納骨堂のような独特の空気に包まれていました。
会場に入ると“DEPART(出発)”の電球が輝き、初期の作品は並
び、次はお馴染みの“心臓音”が響いています。
ボルタンスキー氏のポートレートが映し出されたすだれの奥には、
氏の寿命を刻むカウンターや氏の作業場に設定された監視カメラ
の映像“C・Bの人生”が流れていました。
大きなスクリーンには、パタゴニアで鯨とコミュニケーションを
とろうとした映像が映され、その奥には遺影が貼られたビスケッ
トの缶が整然と並び、影絵の髑髏が揺らいでいました(ここは撮
影不可)。こちらも撮影不可ですが、ライトで照らされた遺影が
祭壇の様に設置された部屋も印象的でした。
その奥には、風鈴の映像が流れ床には干草がひかれ“最後の教室”
の記憶の香りが微かに漂っていました。
コートでできた“ぼた山”や古着の壁からは人の痕跡の消え。コ
ートでできた十字架?。キリストの顔が浮かんだヴェロニカヴ
ェール。開催期間中に一日2個ずつ電気が消えていくうごめく
電球“黄昏”などなど50点ほどの作品が展示してあります。
この展覧会用に制作したと言うビルのように黒い柱が並び来世
の文字が輝く部屋を抜け、最後に“ARRIVEE(到着)”の文字に
送られて会場を後にしました。
地下2階の常設展も今回のボルタンスキー氏の回顧展に合わせる
形で「コレクション3 見えないもののイメージ」と銘打って死や
不在をテーマにした展示が行なわれていていました。
アンディ・ウォーホル氏のマリリン、マーク・クイン氏の美女
と野獣、工藤哲巳氏の鳥かご、内藤礼氏の死者のための枕や絵
画、塩田千春氏のトラウマ/日常、荒川修作氏の棺おけ、石内都
氏のお母さんの肌着の写真、杉本博司氏の海の写真、米田知子
氏の空地の写真などなど、大好きな作品がずらりと並んでいて、
なんだか得した気分でした。
中之島の地下で、瀬戸内や妻有を思い出しながら、メメントモリ
的な世界観にたっぷりと浸りました。
中之島での昼ごはんは、土佐堀にあるイタリア料理の店「IL BE
CCAFICO(イルベッカフィーコ)」さんでパスタランチ(アマ
トリチャーナ)をいただきました。
野菜たっぷりの前菜にふんわり柔らかなフォカッチャとスパイシ
ーなアマトリチャーナのパスタ。どの料理もめちゃ美味しかった
です。詳細が書いてない1000円のパスタランチのみですが、注
文の時に苦手な物やアレルギーの確認をしてくれたので、安心し
て食事ができました。
そして、預けていた自転車の修理が無事終わったので、寒空の中、
北浜から自転車で帰りました。寒かったですが、ガタつきが無く
なって快適な走行!イイ感じです。
で開催がはじまった「クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime」
を観に行ってきました。
日本でも瀬戸内国際芸術祭で豊島に設置された世界中の人々の心
臓の音が聞ける“心臓音のアーカイブ”や森の中で無数の風鈴が風
に揺れる“ささやきの森”、越後妻有アートトリエンナーレの“最後
の教室”や“影の劇場”などでお馴染みのフランスを代表する現代ア
ーティスト、クリスチャン・ボルタンスキー氏の1960年代から半
世紀に及ぶ創作活動を振り返る回顧展ってことで、開催を楽しみ
にしていました。
瀬戸内や妻有で見るボルタンスキー氏の作品は、暗闇でまたたく
白熱灯の灯りと心臓音で、死後や子宮の中を思わせるような独特
の雰囲気があり、作品の中に身を置くと精神が暗闇にずるずると
引き込まれそうな恐怖と安心感をおぼえる不思議な世界観が味わ
えます。
今回の回顧展は、ボルタンスキー氏が会場全体を一つのインスタ
レーショとして展示をしたということで、国立国際の地下3階全
体が礼拝所や納骨堂のような独特の空気に包まれていました。
会場に入ると“DEPART(出発)”の電球が輝き、初期の作品は並
び、次はお馴染みの“心臓音”が響いています。
ボルタンスキー氏のポートレートが映し出されたすだれの奥には、
氏の寿命を刻むカウンターや氏の作業場に設定された監視カメラ
の映像“C・Bの人生”が流れていました。
大きなスクリーンには、パタゴニアで鯨とコミュニケーションを
とろうとした映像が映され、その奥には遺影が貼られたビスケッ
トの缶が整然と並び、影絵の髑髏が揺らいでいました(ここは撮
影不可)。こちらも撮影不可ですが、ライトで照らされた遺影が
祭壇の様に設置された部屋も印象的でした。
その奥には、風鈴の映像が流れ床には干草がひかれ“最後の教室”
の記憶の香りが微かに漂っていました。
コートでできた“ぼた山”や古着の壁からは人の痕跡の消え。コ
ートでできた十字架?。キリストの顔が浮かんだヴェロニカヴ
ェール。開催期間中に一日2個ずつ電気が消えていくうごめく
電球“黄昏”などなど50点ほどの作品が展示してあります。
この展覧会用に制作したと言うビルのように黒い柱が並び来世
の文字が輝く部屋を抜け、最後に“ARRIVEE(到着)”の文字に
送られて会場を後にしました。
地下2階の常設展も今回のボルタンスキー氏の回顧展に合わせる
形で「コレクション3 見えないもののイメージ」と銘打って死や
不在をテーマにした展示が行なわれていていました。
アンディ・ウォーホル氏のマリリン、マーク・クイン氏の美女
と野獣、工藤哲巳氏の鳥かご、内藤礼氏の死者のための枕や絵
画、塩田千春氏のトラウマ/日常、荒川修作氏の棺おけ、石内都
氏のお母さんの肌着の写真、杉本博司氏の海の写真、米田知子
氏の空地の写真などなど、大好きな作品がずらりと並んでいて、
なんだか得した気分でした。
中之島の地下で、瀬戸内や妻有を思い出しながら、メメントモリ
的な世界観にたっぷりと浸りました。
中之島での昼ごはんは、土佐堀にあるイタリア料理の店「IL BE
CCAFICO(イルベッカフィーコ)」さんでパスタランチ(アマ
トリチャーナ)をいただきました。
野菜たっぷりの前菜にふんわり柔らかなフォカッチャとスパイシ
ーなアマトリチャーナのパスタ。どの料理もめちゃ美味しかった
です。詳細が書いてない1000円のパスタランチのみですが、注
文の時に苦手な物やアレルギーの確認をしてくれたので、安心し
て食事ができました。
そして、預けていた自転車の修理が無事終わったので、寒空の中、
北浜から自転車で帰りました。寒かったですが、ガタつきが無く
なって快適な走行!イイ感じです。
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